Pia-no-jaCの「風神雷神」は運転時の気合入れに最適

Pia-no-jaCは、ピアノとカホンの2人によるインストルメンタルユニットです。
ピアノの担当はHAYAO、カホンの担当はHIROで、2005年に結成されました。
カホンというのは聞きなれない楽器名だと思いますが、ものすごく簡単に言うと「箱」です。それを、手のひらで叩いて音を出すという、超シンプルな打楽器です。最初のうち、私はPia-no-jaCの曲を聴いている時に、本当にカホンが必要なのだろうか、と思ってもいましたが、その音がないことを想像すると、やはりワサビがない刺身のような、物足りなさを感じることに気づきました。ピアノだけだと後述しますが、Pia-no-jaCの音楽の持つ「疾走感」のようなものが出ないのです。
さて、そのPia-no-jaCの私のお気に入りのアルバムですが、ユニットにとっては2枚目のオリジナルアルバムになる、2009年に発売された「風神雷神」です。
特に、その中の最初の1曲の「台風」は、このユニットの特徴である、「美しいメロディとあいまった疾走感」が非常に感じられて、この曲が流れだすとたん、自分の中の血がものすごい速さで巡り始めるのと実感します。
特に、一番よく聞くのが、車を運転している最中で、それも仕事帰りに(車通勤をしているのですが)、何か仕事中に嫌なことがあった時、あるいは逆に仕事が非常にうまくいって高揚している時に、このアルバムをカーオーディオでかけます。すると、その疾走感のある音楽によって、嫌なことがあった時にはそれを吹き飛ばして「どうにでもなれ!」というストレス発散ができますし、逆に仕事がうまくいった時には、その高揚感をさらに増してくれ「明日もやったるで!」という気合の入った気分になるのです。
そのあとの曲も、時折はさまれる、美しいピアノバラードにもうっとりしますが、基本的にはピアノの美しいメロディと、カホンの叩かれるリズム感、そしてその両方から生み出される疾走感は変わらず、アルバム1枚を聞いている間、非常に高揚感に包まれる感じがします。
Pia-no-jaCはほかにも、ドビュッシーなどよく耳にするクラシックをPia-no-jaC風にアレンジして演奏する「EAT CLASSIC」シリーズなどのアルバムもありますが、これも名曲に疾走感を入れ込んだ、全く新しい曲になっていて、聞いていて非常に楽しいです。
いずれにしてもぜひ聞いていただきたいユニットであり、アルバムです。